さらに風や空調による飛行への影響など、技術的な制約は決して少なくありません。
また、一般市民の間では「監視社会の加速」や「プライバシーの侵害」への懸念も噴出。
SNS上では「もうどこで誰が見ているかわからない」「部屋にいる蚊がドローンかもしれないなんて怖すぎる」といった声が多く見られました。
今後、こうしたマイクロドローンの利用には国際的なルールや規制が必要になると、多くの専門家が指摘しています。
もしかしたら、これから先、「夏にぷーんと飛んでくる蚊が実はスパイドローンだった」なんてことが本当にあるのかもしれません。
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参考文献
Chinese military robotics lab creates mosquito-sized microdrone for covert operations
https://www.scmp.com/news/china/science/article/3315206/chinese-military-robotics-lab-creates-mosquito-sized-microdrone-covert-operations
China’s New Mosquito Drone Could Probably Slip Through Windows and Spy Undetected
https://www.zmescience.com/science/news-science/mosquito-china-drones/
ライター
矢黒尚人: ロボットやドローンといった未来技術に強い関心あり。材料工学の観点から新しい可能性を探ることが好きです。趣味は筋トレで、日々のトレーニングを通じて心身のバランスを整えています。
編集者
ナゾロジー 編集部