特徴は前線からのハードワークで守備に貢献できるほか、オフ・ザ・ボール(※)では巧みな動きで相手のマークを振り切りゴールを狙う。また、ボールキープ力にも長けており、多少アバウトなボールでも前線にタメを作ることが出来る。
今シーズンはJ1リーグでわずか3試合の出場に留まっており、昨シーズン同様期限付きで他チームへ移籍する可能性が高そうだ。攻守において献身性の高い髙橋の獲得が実現すれば、面白い補強になるだろう。
※ボールを持っていない状態のこと。

塩浜遼(ロアッソ熊本)
J3の福島ユナイテッドで2シーズンプレーし、今シーズンからJ2のロアッソ熊本へ個人昇格を遂げたFW塩浜遼。2023シーズンは、プロ1年目ながら37試合出場5ゴールとストライカーとしての片鱗を見せ、翌2024シーズンは37試合16ゴールと得点ランキング3位の活躍。点取り屋としての才能が覚醒した。
最大の持ち味は相手DFラインをブレイク力や駆け引きの上手さ、ゴール前での冷静さに長けている点だ。今シーズンも21試合8ゴールと初のJ2ながら、その決定力を証明している。
7月4日にブラウブリッツ秋田(J2)のFW小松蓮がヴィッセル神戸(J1)へ移籍したように、福田の後釜として湘南が塩浜を狙っている可能性はありそうだ。

木村誠二(FC東京)
FC東京から京都サンガ、SC相模原、モンテディオ山形、サガン鳥栖に期限付き移籍し、今年FC東京に復帰したDF木村誠二。空中戦やフィジカルの強さで守備に貢献している一方、足元の技術にも優れ、最終ラインからのビルドアップにも定評がある。
2024年のパリオリンピックではU-23日本代表にも選出され、3試合に出場するなど国際経験も豊富。準々決勝でスペインに敗れてベスト8に終わった悔しさを経験しており、A代表への思いも強くなったはずだ。