
2025明治安田J1リーグで7月6日現在17位の湘南ベルマーレ。リーグ内で唯一開幕3連勝を達成し一時は首位に浮上したが、直近のリーグ戦では6試合勝ちなしとJ1残留圏ギリギリで厳しい戦いを強いられている。
この状況に追い打ちをかけるように、FW福田翔生がブレンビヤネス・イドラーツファーイーニング(デンマーク1部)へ、DF畑大雅がシント=トロイデンVV(ベルギー1部)へ完全移籍。さらに、デンマークメディア『Tipsbladet』によると、デンマーク王者であるFCコペンハーゲンがDF鈴木淳之介を獲得間近だという。ここでは、戦力不足にあえぐ湘南がJ1残留のために今夏獲得すべき5選手を紹介する。

菅大輝(サンフレッチェ広島)
北海道コンサドーレ札幌のアカデミーで育ち、トップチームに昇格した2017年から8シーズンにわたって札幌でプレーしていたMF菅大輝。今シーズンからは完全移籍でサンフレッチェ広島に加入している。
左WB(ウイングバック)を主戦場とし、豊富な運動量を武器に左サイドを果敢に上下動するなど、畑の穴を埋められる選手だ。札幌U-18時代はFWを務めた経験もあり、攻撃面での貢献も持ち味のひとつ。なかでも、左足から放たれる強烈なミドルシュートは「菅キャノン」と称され、Jリーグファンの間で広く知られている。
そんな菅だが、今シーズンは17試合出場1ゴールで、ほとんどが途中出場だ。畑の後釜として湘南がアタックする可能性は大いにありそうだ。

髙橋利樹(浦和レッズ)
2020年から3シーズンをロアッソ熊本で過ごし、リーグ戦95試合出場31ゴールの活躍を遂げたストライカーFW髙橋利樹。2023シーズンに浦和レッズへ完全移籍し、昨シーズンは出場機会を求めてJ2の横浜FCへ期限付き移籍。31試合出場4ゴールでチームのJ1昇格に貢献した。