W型エンジンがなければいまのブガッティは無かった

ブガッティ コンセプトカー
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

イタリア出身のエットーレ・ブガッティが、1909年に当時のドイツ(アルザス地方)で興した伝説のメーカー『ブガッティ(BUGATTI)』。 数々の高性能車を排出してモータースポーツでも華々しい成績を残しましたが、大戦後は飛行機用エンジンを生産。1968年には、フランスの航空宇宙関連メーカーに吸収されました。 その後、1987年にブガッティの商標を取得したイタリア人のロマーノ・アルティオーリが、モデナに「ブガッティ・アウトモビリ」を設立。スーパーカーEB110を発売するものの1995年に経営が破綻。 1998年にVW AGが商標権を買い取り、2000年にフランスのアルザスに『ブガッティ・オトモビル』を設立。日本にも正規導入されたブガッティ・ヴェイロン16.4は、約2億円という新車価格と431km/hという最高速が話題を集めました。 現在は、リマックグループ(55%)と、ポルシェAG(45%)が株式を保有する合弁会社(ブガッティ・リマック)が運営しています。

商用車グループの「トレイトン」、オートバイの「ドゥカティ」もVWグループ

トレイトン(TRATON)
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

『トレイトン(TRATON)』グループは、『VW トラック&バス』をはじめ、日本でも知られる『スカニア(SCANIA)』、ドイツに拠点を置く『マン(MAN Truck&Bus)』、北米およびブラジルなどで展開している『インターナショナル(INTERNATIONAL Motors)』を傘下に収める商用車部門です。

ドゥカティ / ランボルギーニ
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

イタリアが誇るオートバイメーカーの『ドゥカティ(DUCATI)』は、2012年にVWグループの一員であるアウディ傘下となりました。 多彩な事業を展開してきたドゥカティは、乗り物では自転車からスタートし、その後オートバイを手がけ、レースにも参戦することでイタリアを代表するブランドに成長しています。