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実は「飽きられること」は、決して悪いことではありません。
それはお客様が「飽きるほど認知している」ということの裏返しです。
そしてこちら側が「もう飽きている」と思っても、お客は意外と知らないものです。
実は飽きているのは、マーケター自身なのです。
ですから自分が飽きても、「想起を100%取れる」(つまりターゲットとなる顧客が全員、「なりきり芸なら、ロバート秋山」とか「インプラントなら、きぬた歯科」とか「コールセンター統合なら、IBM」と連想する)まで、やり続けるべきです。
そして想起を100%取れても、お客は次第に忘れてしまうものです。だから飽きられても、基本メッセージはぶらさずに、趣向を変えながら、訴求し続けるべきなのです。
編集部より:この記事はマーケティング戦略コンサルタントの永井孝尚氏のオフィシャルサイト(2025年7月1日のエントリー)より転載させていただきました。永井孝尚氏のメルマガのご登録はこちらから。