今シーズン11試合に出場しているが、4月6日に行われたJ1第9節アビスパ福岡戦を最後にスタメンから外れている浦和レッズのFWチアゴ・サンタナ。FIFAクラブワールドカップでのグループステージ敗退やFW小森飛絢の加入などもあり、今後は出場機会がますます限られることが予想される。

巧みなポストプレーやゴール前における相手DFとの駆け引きの上手さが特徴で、万能型FWといえるプレーヤーだ。今シーズンの名古屋は、トップの位置にFW永井謙佑、FW山岸祐也、FWマテウス・カストロらが多く起用されているが、どの選手も絶対的エースと呼べるほどの得点は挙げていないため、層に厚みを持たせたいポジションの一つであると考えられる。

名古屋は6月12日に、フルミネンセ(ブラジル)からFWレレを期限付きで獲得したと公式HPで発表。現在は、FIFAの最終承認待ちとなっている。レレの登録状況によってはFW補強の優先度が一気に上がる為、ストライカーの獲得は急務となる。そのため、2022シーズンの得点王など、J1で実績のあるサンタナに白羽の矢が立つかもしれない。