街なかで見かけるちょっと”エモい”クルマ。気になるけど車名が分からないという人は少なくありません。 その多くは1990年代から2000年代に発売されたもので、トラブルに気を使うことなく、安価で乗るにはいまが最後のチャンスです。 そんなエモいクルマのなかから、編集部が独自にピックアップした、おすすめの5台を紹介します。
2000年前後生まれのエモいヤツ

街なかや出先で気になる、他とはちょっと雰囲気が違うクルマはありませんか? やたらと四角い見た目だったり、昔風の見た目だったり、丸っこかったり、“エモい感じになんとなく惹かれる”そんな人は少ないはず。 でもよほどクルマに詳しい人がそばにいなければ「なに、アレ?」で終わってしまい、車名もわからず、いつしか記憶の片隅に…なんてことはしばしばです。 そこでここでは、街なかで見かけるエモいスタイルをまとったおすすめ中古車を解説します。
トヨタ bB(ビービー)

トヨタ bBは、2000年デビューのコンパクトトールワゴンです。子どもが描いたような、スクエアな外観が目を惹きます。 初代bBには前期と後期のほかにリアのカーゴスペースをデッキタイプにした「オープンデッキ」というユニークなモデルも販売されました。 中古車は50万円くらいから購入できますが、いまだにコアなファンから人気を集めていることもあり、程度の良い個体は100万円前後することもあります。 いっぽう2005年にデビューした2代目は、初代の使いやすさはそのままに、妖しさやいかつさを盛り込むことで、ワイルドで存在感のあるスタイリングに変化しました。 愛嬌があると言ったら断然初代のほうかもしれませんし、初代にはアメリカから逆輸入された左ハンドルの「サイオン xB」もあります。 ※画像は北米トヨタのサイオン xB