1投1投が長いため、流しミスや仕掛け回収時の岸際の引っ掛かりに注意が必要で、意外と時間の経過も早い。2尾目も72cmで、強烈な引きを堪能できた。

110mロング流し
干潮が近づき流しにくくなってきたが、撒きパンに反応する個体がいるため流し続けた。エサを流すこと約110m、突如として大きな水飛沫が上がり、ドラグが鳴り響きながらラインが出されていく。

残り15m付近でようやく走りが止まり、魚は対岸へ移動。時間をかけて慎重に寄せてみると、80cmクラスの美しい個体が姿を現した。「もうこれで十分」と思えるような1尾だった。

帰りがけ、上流のコイが数尾見えるエリアでパンを浮かせて釣ってみると、65cmのコイがヒット。これが最後の1尾となり、締めくくりにふさわしい“上がり鯉”となった。

今後の展望
お気楽な3日間の釣行だったが、レギュラーサイズのコイに加え、80cmクラスや8kg超えといった見応えのある魚も遊んでくれて、非常に満足のいく結果となった。
新河岸川周辺はコインパーキングも多く、車での釣行が多い筆者にとってもありがたい環境だ。昨年までは年1回か2回ほどの訪問だったが、今回は数週間のうちに3回も足を運んでしまった。今後も時間を見つけて、ぜひまた釣行したいと思う。

<なおぱぱ/TSURINEWSライター>