その方が取り込みを手伝ってくれ、無事に陸揚げすると、明らかに8kgは超えていそうな太さのコイ。検量の結果、8.37kgと、いきなりの目標達成。写真撮影までしてもらい、感謝しながらリリースした。

「桑の実に鯉が好反応!」河川でのウキ釣りで80cm級頭に良型コイが連発【埼玉・新河岸川】重量感たっぷりのコイをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

もはやこの1尾で満足感は十分だったが、辺りの気配が消えたので下流へ移動し、もう1尾追加。結局、半日も釣りをせずに帰宅することとなった。

2日目は桑の実エサに連発

6月4日、小潮の干潮時に到着し、難所エリアの下流で「桑の実作戦」を試すことにした。5月からは新規開拓をメインに動いていたのだが、その中で桑の実を食べまくるコイに何度か遭遇していたためだ。

「桑の実に鯉が好反応!」河川でのウキ釣りで80cm級頭に良型コイが連発【埼玉・新河岸川】桑の実を現地調達(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

今回の仕掛けは、ウキを直結して針を結び、エサをつけるだけのシンプルな構成。熟した桑の実は沈むが、そのまま流してみると、あっさりコイがヒット。タナは水深や魚の泳層を考慮して調整しながら流していった。

リリース直後の次投でもヒット。さらに、3投目も即ヒットして、笑いが止まらない釣りに。いっそ釣れなくなるまで続けてみたところ、1時間で5尾のコイが釣れた。

最終的には3時間で6尾のコイが釣れ、しかもすべて桑の実エサによる釣果。非常に楽しい時間を過ごすことができた。

3日目はパンに80cm級がヒット

6月7日、中潮の干潮2時間前に到着し、今回はロング流し釣りのエリアで、パンをエサにじっくり遊んでみることにした。

筆者の中で「ロング流し」とは、最低でも50m以上エサを流すスタイルを指している。別河川でソウギョを狙う際には、150m流すこともあるほどだ。

この日は幸先よく、開始から30分で70cmクラスのコイが、勢いよく流れるパンに喰らいついてきた。豪快な向こうアワセでヒットし、強い引きを存分に楽しませてくれた。

「桑の実に鯉が好反応!」河川でのウキ釣りで80cm級頭に良型コイが連発【埼玉・新河岸川】70cm級のコイをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)