頭蓋内から摘出された胎児の写真画像はこちらから閲覧ください。(※ かなり過激な内容のため、苦手な方は閲覧をお控えください。)
胎児には頭部と2本の腕が未発達の状態ではあるが確認でき、椎骨と2本の脚の骨(大腿骨と脛骨)が含まれていることが分かりました。
また腕の先には指が分化し、爪のようなものまで見られたという。
さらに医師たちは「女児が頭蓋内から胎児に血液を供給していたため、この寄生体は摘出されるまで生存していただろう」と指摘しました。
手術後の女児の健康状態に関する詳細は論文内では報告されていません。
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参考文献
In extremely rare case, doctors remove fetus from brain of 1-year-old
https://www.livescience.com/in-extremely-rare-case-doctors-remove-fetus-from-brain-of-1-year-old
Fetus Removed From Brain of 1-Year-Old Girl
https://www.medpagetoday.com/neurology/generalneurology/103475#:~:text=A%20very%20rare%20intraventricular%20fetus,a%20report%20from%20China%20showed.
元論文
Teaching NeuroImage: Intraventricular Fetus-in-Fetu With Extensive De Novo Gain in Genetic Copy Number
https://n.neurology.org/content/100/9/444
ライター
大石航樹: 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。