つまり、「AIがアイデアを大量に提供し、人間がそれをキュレーションして磨き上げる」という協力スタイルは、今後の創作活動をより効率的で魅力的にする可能性を秘めています。
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実際、大手のスタジオが最も求めているAI人材は、AIに高品質の大量の情報を吐き出させた上で、最も優れたものを選定できる人だと言われています。
AIと人間がそれぞれの得意分野を理解し、上手に組み合わせていけば、ミームに限らず様々なジャンルで、もっと面白くて質の高いコンテンツを生み出せる未来が待っているかもしれません。
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元論文
One Does Not Simply Meme Alone: Evaluating Co-Creativity Between LLMs and Humans in the Generation of Humor
https://doi.org/10.1145/3708359.3712094
ライター
川勝康弘: ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用に本にすること。
編集者
ナゾロジー 編集部