
2024/25シーズンのプレミアリーグを制したリバプールが「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025」として実に20年ぶりに来日。7月30日に日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦する。
今回のアジアツアーでは、7月27日に香港でミランと対戦(啓徳体育園)した後に来日するリバプール。来2025/26シーズンのプレミアリーグ開幕戦カードも既に発表され、10試合中最も早い8月15日(ボーンマス戦/アンフィールド)に初戦を迎える。
昨シーズン王者にも関わらず、アルネ・スロット監督とスポーツディレクターのリチャード・ヒューズ氏はさらなる補強に動いており、今回の来日が「新生リバプール」のお披露目となる可能性が高い。見どころをまとめてみよう。

遠藤航の凱旋
昨2024年夏には、トッテナム・ホットスパー、ニューカッスル・ユナイテッド、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(いずれもプレミアリーグ)、ボルシア・ドルトムント、VfBシュトゥットガルト(ブンデスリーガ)、レアル・ソシエダ(ラ・リーガ)、スタッド・ランス(リーグ・アン)と数多くの欧州クラブが来日した。
今夏にはリバプールの他に、レアル・ソシエダ、スタッド・ランス、バルセロナ(ラ・リーガ)の来日が発表されている。しかし首都圏開催では、レアル・ソシエダ対横浜FC(7月25日/ニッパツ三ツ沢競技場)、柏レイソル対スタッド・ランス(7月30日/三協フロンテア柏スタジアム)のみとあって、その注目度は抜群だ。
横浜FMのチケット購入サイトによると、最も安価なチケットでも8,000円。メインスタンドで15万円という強気な価格設定にも関わらず、概ね売り切れていることからも、その人気ぶりが伺える。
今回の来日は、もちろん日本代表主将MF遠藤航の凱旋試合という側面もあるが、前回来日時の2005年12月18日に横浜国際総合競技場で行われたFIFAクラブワールドチャンピオンシップ決勝戦でサンパウロに敗れた(0-1)苦い記憶を払拭する好機でもあるだろう。
