ロシアとの深い関係が常に疑念を呼ぶ人物を、わざわざ比例代表という形で復帰させることに、国民の安全保障感覚とのズレを感じざるを得ません。

「票になるから」と言わんばかりに公認する姿勢は、もはや政策ではなく選挙互助会としての本音を隠せていないようにも見えます。いま、自民党が示しているのは「どんなに過去に問題があっても、票を持っていれば復活できる」というメッセージです。