無所属の鈴木宗男参議院議員が6月20日の本会議で辞職し、自民党から比例代表で参院選に出馬する見通しとなりました。

宗男氏は20日、自民党本部を訪れて入党手続きを行いました。その後、記者団の取材に対し、「森山裕幹事長が保証人」だと説明しています。

鈴木宗男氏 NHKより

宗男氏は、比例代表で当選した議員が他の政党に移ることが法律で禁じられているため、自民党から再び比例で立候補するには議員を辞める必要がありました。そこで辞職し、自民党に復党して公認を受け、改めて立候補する手続きを進めています。比例で当選したのに維新を離れて議員で居続けたうえに、今回の辞職は宗男氏が国民や選挙をどう捉えているのかがよくわかります。