しかし、既に物価上昇率は2%の目標を大きく超え、半年以上にわたって3%台の高水準が続いているにもかかわらず、金融政策の正常化は極めて鈍いままです。
日本銀行の植田和男総裁は20日、経済・物価が日銀の見通しに沿って推移すれば、引き続き利上げで金融緩和度合いを調整していく考えを改めて示した。都内で行われた全国信用金庫大会であいさつした。 JxctBgk9
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) June 20, 2025
5月全国CPI、コメ類や食料が押し上げつつコアが6カ月連続で3%乗せで利上げに急がないというのは、海外勢にとっては摩訶不思議でしょうね。 C1UiyxaPt
— Sawako Yasuda/Street Insights (@Street_Insights) June 20, 2025
日銀は「2%物価安定の目標」と言っていた。日銀は基調的な物価上昇は2%に達していない、というが予想だけでなく実績も重視しないとおかしい。 Ss3495zvb
— 磯野直之 (@IsonoNaoyuki) June 20, 2025
本来であれば、物価がここまで上昇し、実質賃金が3年連続でマイナスとなっている現状は、金融緩和の転換を検討すべき重大なシグナルです。ところが日銀は、長期金利を抑え込み、円安を容認するような姿勢を続けています。その結果、輸入物価が高止まりし、生活必需品の価格は今後も上がり続ける懸念があります。
5/22日経(夕)「実質賃金3年連続減」24年度の消費者物価は3.5%増で、伸び率は3年連続で3%を超えた。名目賃金は3%増で、実質賃金は前年度比0.5%のマイナス。リフレ派が目指した「安定した2%のインフレ率」を実現しましたが、日本人はどんどん貧乏になっています。
— 橘 玲 (@ak_tch) May 23, 2025