一方で百田氏側は、飯山氏の発言が「虚偽にあたる」として、すでに提訴しています。訴訟の理由は、飯山氏が雑誌やYouTubeで「日本保守党はLGBT法に取り組んでいない」「百田氏にはゴーストライターがいる」などと発言したことに対し、名誉毀損にあたると主張したためです。
これに対して飯山氏の関係者は、「言論弾圧だ」と批判しています。飯山氏は元・日本保守党の公認候補でしたが、選挙後に党幹部との対立が表面化していました。
百田氏と飯山氏は、デマウソで愚民を釣り、カネカネカネの亡者で、裁判もビジネスにしている。 どっちもどっち、で日本の恥。
その泥沼の罵り合いに月刊誌が加担するわけ? しかも、Willが肩入れする飯山氏は東大の池内氏から名誉棄損で訴えられている。… KFZf7
— 有馬哲夫 (@TetsuoArima) April 23, 2025
また、雑誌『WiLL』には藤岡信勝氏や飯山陽氏など、党内の保守系論客による批判記事が掲載され、百田・有本体制に対する不信感が党内からも表に出てきました。これまで保守寄りとされてきた同誌からも批判されるようになったことは、党の現状を象徴しています。
【『WiLL』2025年6月号 本日発売!】
新聞広告です! 特集「百田・有本砲 司法の武器化は民主主義の敵」 藤岡信勝さんを中心に「日本保守党の言論弾圧から被害者を守る会」が発足。訴状が届いた飯山陽さん、近藤倫子さんが、その実態を告発!元オウム幹部の上祐史浩さんの記事も要注目! pic.twitter.com/wbZl1Bxgyf
— WiLL編集部 (@WiLL_edit) April 25, 2025
動画全体を通して、日本保守党はこれまで掲げてきた保守の理念が、内部の私情や対立によって揺らいでおり、組織としての信頼や統制が崩れつつあるのでしょうか。

百田氏と河村氏 日本保守党Xより