数社から声を掛けていただきましたが、最終的に旧知のほりえもんのライブドア(当時はエッジ)に買収されました。株は二束三文でしたが借金がなくなりました。ほりえもんありがとう。そして株主の皆様には大変なご迷惑をかけまして大変に申し訳ございません。Facebookの友人に何人か旧株主さんがいらっしゃいます・・汗
会社を売却するに当たっては、1週間の間、デューデリがありました。デューデリジェンス(Due Diligence)は、M&A(合併・買収)や投資などを行う際に、対象となる企業や事業の価値やリスクを調査・評価するプロセスを指します。日本語では「適正評価手続き」や「買収監査」とも呼ばれます。実はのちのライブドアの社長になった熊谷さんがこのときは平社員でうちのデューデリをやってました。具体的に言うと会社の資産を調べるより、リスクを調べる意味合いが大きいです。隠れた借金がないか、社長が流用していないか。給料の遅配はないか、従業員とのトラブルや裁判沙汰がないかなどを徹底的に調べます。税理士や公認会計士の専門知識がかなり必要です。
買収は株式交換だったのですが、驚くほどの低価格でした。しかし借金はすべてかぶってくれ、社員は希望するものはそのまま移籍。10人程度がついてきてくれました。正直
ほっとした・・・・
というのがそのときの感想です。
そのあと実は大企業の子会社の社長をやらないかとか誘われた事もありましたが、自分は大人数の企業経営には向かないと自覚していたので辞退してきました。まあ、社外取締役ならやってみたいのですが声はかかりません。w それからはなるべく人は雇わず外注の業務委託のチームで回すようにして現在に至ります。
事業売却するといいこと
ここからは上記のベネフィットM&Aコンサルタンツ田中さんから聞いた話とわたしの経験談です。
基本的に事業買収は10倍程度の大きさの企業が買収するのが理想的だと言われています。買収が成立すると・・・