どのタナにいるかを探りつつ、海面から8〜10mまで誘ってくると、グンと喰ってきました。アワセと同時にドラグが鳴り響き、ワクワクするような気持ちの良さ。このサイズでもサオ先が海面に突き刺さるように曲がり、ゆっくり巻き上げてくるのがライトジギングの醍醐味です。

ひと流し目から好スタート。釣れたのは50cm弱の太ったハマチでした。ゆっくり大きくジャークして、フォールに移った瞬間に食ってくるパターンです。

「魚の朝ごはん場所と時間を狙い撃ち!」明石沖ライトジギングで50cm級ハマチ5匹【兵庫】ひと流し目で仕留めた初物ハマチ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

さらに、底層ではなく中層以上でのヒットが続きます。シラスやカタクチイワシなどの小さなベイトが中層以上にいるのでしょう。

この時期、チョクリ釣りなどをしても上バリに魚がかかってくるパターンが多く、「明石食堂」の上層階で朝ごはんを食べているような状況です。

「魚の朝ごはん場所と時間を狙い撃ち!」明石沖ライトジギングで50cm級ハマチ5匹【兵庫】サイズは小さめだがよく太っている(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

最終釣果

本日の目標は5匹。調子に乗って数を追うのではなく、狙い通りの釣りができれば満足です。5匹も釣れば、しばらく美味しく食べられて幸せ。私は「食べるのが好き」で、「食べきれるだけの魚」を「晩ごはんの肴」として釣るのがモットーです。

「魚の朝ごはん場所と時間を狙い撃ち!」明石沖ライトジギングで50cm級ハマチ5匹【兵庫】5匹目に仕留めたハマチ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

ライトタックルでの引きを十分に味わい、2時間半経過した9時過ぎに5匹目をゲット。型も51〜45cmの標準的なハマチサイズで、これにて沖あがりとしました。

美味しく食べるためには、釣ったそばから1匹ずつ血抜き作業をします。これを怠ると、血の多い青物は臭みが出てしまうので、食いしん坊にとっては重要な作業です。

狙いのポイントと潮に合わせ、小型ジグでしっかり釣果が出ました。12月以来のハマチジギングでしたが、狙いが的中して満足感たっぷり。今シーズンも幸先の良いスタートで、初冬まで“釣って食べて”が楽しめそうです。

「魚の朝ごはん場所と時間を狙い撃ち!」明石沖ライトジギングで50cm級ハマチ5匹【兵庫】最終釣果(提供:TSURINEWSライター・丸山明)