渓流が解禁しておよそ2カ月半。そろそろ渓魚達が「食の旬」を迎える頃で、この時期のアマゴやヤマメは全身に脂がのっていて非常に美味だ。そこで今回は、「少々手の込んだ料理」というイメージである西京焼きのレシピを紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)
西京焼きとは?
まずは西京焼きがどのような料理なのかを見ていこう。
西京味噌を使用
西京焼きは、「西の京(みやこ)」と呼ばれた京都で誕生した白味噌に、食材を漬け込んで焼いた伝統料理。スーパーの鮮魚コーナーでも塩鮭等と並んで普通に販売されており、サワラやカレイ等が一般的だ。
勿論サケの西京焼きもあるので、今回はサケ科の魚であるアマゴを使用したものを紹介する。

一般的な白味噌でOK
「京都の白味噌」というとハードルが高そうに感じるが、実際はスーパーで売られている白味噌で十分。好みに合ったものをチョイスしよう。
実はお手軽
作る際も手間がかかりそうに感じられる西京焼きだが、実際の調理工程は捌いた魚を調味液に漬け、焼くだけ。調味液の分量さえ覚えてしまえば、実はお手軽な料理だ。
海の魚でもOK
先述した通り、サワラやカレイの他、メバルやタイ・チヌ(クロダイ)、タチウオと言った海の釣魚にも応用可能だ。様々な魚種で是非試してみてほしい。
西京焼きの材料と下処理
必要な食材は、魚(今回はアマゴ)と調味液のみと、実にシンプル。ここではアマゴの下処理と調味液のレシピをみていこう。
メインのアマゴ
今回は「脂がのった旬のアマゴ」を使用する。

焼くと縮むことも考慮したいので、可能であれば22~23cm以上が望ましく、25cmクラスなら最高の逸品になる。
