反応は出続けているのですぐに魚を処理してサビキを落とす。ここからが凄く、落とすたびにヒメダイ・サバ・ムロアジなどが当たるのである。「着底するまで落とす。当たらなかったら、適当に巻いて再び落とす」を繰り返すだけで凄く簡単に釣れてしまう。ギュンギュン引き込む良いアタリをとらえ、小型だがカンパチまで仕留めることができた。

サビキでは釣れすぎるくらいでお土産も十分となったので、船長が「金州のマジックアイテム」とまで言う、一押しのバチコンも試してみる。

初めてなので釣り方を教わると「着底させて水面まで上げながら誘ってくる。誘いは軽く。」との事なので見よう見まねでやってみる。こちらもアタリは頻発するのだがフッキングがうまく決まらずもどかしい。思ったよりゲーム性が高く思わず夢中になってしまった。上手く掛けるコツは竿を寝かせることで、竿の弾性を殺すことで徐々に掛けられるようになって行った。
この日はバチコンを試している方が多く、筆者はムロアジが中心だったが同船者はカンパチ・サバ・2kgありそうな巨大ヒメダイなど多彩な魚を切れ間なく、良い時間帯は入れ食いで釣りあげていた。

また、準備してきたタイラバ・ジギングにも挑戦してしっかりと結果を残すことができた。この日は潮が緩く150gで着底が取れる(比較的)イージーな状態。魚の反応はイージーでは無かったが、タイラバでアヤメカサゴを、ジギングではスマガツオなどを釣ることができた。
結果発表
終わってみれば全員が好釣果で、特にカンパチとヒメダイはバチコンでもジギングでも全員キャッチすることができた。
惜しくもサメにやられてしまったが、船中最大のヒットであったハタはTGベイトのシルバーゼブラでのヒットであった。また、カンパチをジギングで多く上げていた方に伺うと、良かったルアーはジグパラバーチカルロングスローのレッドゴールド300gとのこと。よってジグはグローゼブラの物が好調なようだった。
