バチカン・ウオッチャーは「レオ14世はフランシスコ教皇に似ているが、生活スタイルは違う。レオ14世は教皇用の華やかな法衣の着用を拒むことはないだろう」という。

新教皇レオ14世は9日、システィーナ礼拝堂で、自らを教皇に選出した枢機卿らとともに、教皇就任後最初のミサを執り行った。同14世は最初は英語で説教し、「困難な環境でも信仰を証し、宣教を進めていくべきだ」と呼び掛けている。そして「信仰の欠如はしばしば劇的な副作用をもたらす。人生の意味は失われ、慈悲は忘れ去られ、人間の尊厳は最も劇的な形で侵害され、家族は危機に陥り、その他私たちの社会が少なからず受けている多くの傷が残る」と語った。

レオ14世はフランシスコ教皇のクローンではない。同14世のプロフィールは時間の経過と共に新たに付け加えられていくだろう。

編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2025年5月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。