演説する渡邉莉央候補 玉木雄一郎代表Xより

「医療現場の声を国政に」と語りますが、実態は初期研修レベルの医師経験に過ぎず、「医療従事者」の看板を掲げて政治に挑むには説得力を欠きます。

このような候補を擁立したことで、国民民主党は「医療費削減」の方向から大きく舵を切ったようにも見えます。無駄な医療を見直し、限られた財源を必要なところに振り向けるという本来の改革の道筋は、より遠のいたと言わざるを得ません。

玉木代表は「若い世代の声を届けてほしい」と期待を示しましたが、候補者の語る「安心して暮らせる大阪」は具体性に乏しく、財源論は完全にスルーされたままです。夢と耳障りの良い言葉だけが先行し、現実の医療構造のひずみには触れませんでした。