国民民主党は、今夏の参院選・大阪選挙区に30歳の医師・渡辺莉央氏を公認候補として擁立し、本人も記者会見で立候補を表明しました。しかし、「もっと医療にお金を使うべきだ」という渡辺氏の主張に対し、「手取りを増やしてほしい現役世代の思いと逆行している」として、国民民主党に対する失望の声が上がっています。

渡辺氏の政策は「持続可能な医療」「人材の処遇改善」といった聞こえの良い言葉で飾られていますが、要は「もっと医療に金を出せ」という既成政党と同じ要求にすぎません。

社会保険料にあえぐ現役世代からすれば、これ以上の医療偏重は生活を直撃する深刻な負担増です。