顧客リストがあれば、自分から案内を送ることができます。もしあなたがセミナーを企画し、開催しようとしたとき、顧客リストがなければひとりひとり会いにいってチラシを配るなどの時間がかかる営業をしなければなりません。しかし、顧客リストがあれば、紙媒体にしてもメール媒体にしても一度に多人数に送ることが可能になります。

今から顧客リストを集める努力をし、1年後500名のリストが集まっているとすれば、1年目はつらくても2年目からはセミナー集客などは飛躍的に簡単になります。もし、何の努力もせずに1年後顧客リストが集まっていなければ、いつまで経っても集客に苦労してしまうでしょう。今からでも遅くありませんので、今日この瞬間から顧客リストを集めるべきなのです。

顧客リストの集め方

顧客リストの集め方は、アナログな手段で集める方法とインターネットを通じて集める方法があります。アナログでは普段から常識的に行っている名刺交換がリスト収集の手段です。名刺交換をした後は、ただ名刺収納ファイルなどにしまってしまう人も多いですが、ここは『ファイルメーカー』などに代表される顧客管理ソフトを使用しましょう。あまり高額なソフトは必要ありませんが、ラベル印刷に対応している顧客管理ソフトを入れておくべきです。

これは言い換えれば「いつでもダイレクトメールが出せるような準備をする」ことになります。こういった蓄積を普段からしておけば、いざセミナーを開催することになっても、すぐにダイレクトメールを出すことができます。いわれてしまえば当たり前のことですが、多くの士業がこういった顧客リストの整理ができていないのです。

アナログな手段に対して、インターネットを通じて顧客リストを集めるという方法もあります。これはホームページ上でメールマガジンの登録を促したり、小冊子をPDF化したものなどを提供するために請求フォームを設置したりすることで集めることができます。