マスメディアの内側からは、いつまでも論拠を示さない先生の奥ゆかしさについて、いろいろな声が聞こえてくる。

その上で思うのだが、いざとなったらマスメディアは先生との関係を無かったことにするのではなく、卑怯極まりないものの「先生に騙されていた」と大合唱したほうがよいかもしれない。なにせマスメディアが抱く思惑の燃料になったのが、先生のズブズブ解明への自信だったのだから。騙されたなどと言われたら、先生は必ず驚くべき情報を提供するだろう。これで発行部数や視聴率が上がるはずだ。もちろん私は、先生が確たる証拠を山ほど手にしていると信じている。

それにしても、先生はなぜ深田なる人にズブズブ論を開陳したのか。

「統一教会と安倍晋三元首相のズブズブ関係を明確な論拠で語ることができるのは私以外にいません」とおっしゃりながら、確固たるものを何年経っても出そうとしない奥ゆかしさは、深田なる人がアジテーションで素朴な大衆の感情や欲求に訴えかける様相そっくりで、この類似点が関係しているのではないだろうか。

以下のグラフはGoogleでの検索数を元に、人々の興味の度合いを表したものだが、先生への興味の度合いは出演されていたミヤネ屋の高視聴率期より、ジャニーズ会見で奇妙な憶測をしたり提訴された時期のほうが高く、こうした騒動がなければ低迷しているのが一目で分かる。

先生はいつまでも奥ゆかしく統一教会と安倍晋三元首相のズブズブ関係を明確な論拠で示さないので、薄情で浮気な人々の興味が去ってしまった。このため先生は、「いつか論拠を話す時が来る。だから私を忘れるな」と、突如として専門外の案件に飛びつかなければならないのではないか。こうした点も、深田なる人の事情と一致しているのではないか。

Google検索インタレストは検索に使われた「語」と関連する項目の見直しが行われたとき結果が変化する場合がある。上掲のグラフは2023年末のもの