びっくりしながら、ぴたりと腑に落ちた。

何の話かといえば、深田萌絵なる人物と鈴木エイト先生が登場する「自民党と統一協会の汚染。萩生田光一が深田萌絵を追い回す秘密はそこに?」と題された動画についてだ。

深田なる人の傍らで先生が何かやっていたとしても、後ほど語るが別に驚くべきことではない。

かつて先生は「皆さんにお願いです。統一教会と安倍晋三元首相のズブズブ関係を明確な論拠で語ることができるのは私以外にいません」とおっしゃったものの、それらしき確固たるものを提示していらっしゃらない。これでも萩生田議員のズブズブ関係を教示できる点を驚かざるを得ないのである。「そうか。二年でも、三年でも、十年でも──諦めてはいけない。これから明確な論拠が語られるのだろう」と。

ちなみに論拠とは、議論の拠り所であり、論が成り立つ根拠のことだ。

では何が腑に落ちたのかといえば、先生にとってのズブズブとはこういうもので、先生流のズブズブ論を拝借するなら、先生と深田なる人はズブズブなのだろうという点だ。

前述の動画を先生流の方法で解釈するなら、「萩生田議員は東京24区。東京24区には、日頃から『統一教会(世界平和統一家庭連合)と政治の深い関係』について語って比例で当選した有田芳生議員がいる。萩生田議員から刑事告訴されたという深田萌絵なる人に、萩生田議員や自民党の汚染ぶりとやらを説明する鈴木先生は、深田ズブズブのみならず、有田ズブズブ、登場人物総ズブズブなのは明白だ。明確な論拠はいずれ語ろう」となる。