また緑色のタケノコを見つけたら、これは南関東では雌竹(メダケ)という、竹ではなく笹のタケノコの可能性が高いです。北関東や東北の山間部で見つけたら、ネマガリダケという美味しいタケノコの可能性はあるのですが。実際、食べられなくはないようですが……一度食べてみたらめちゃくちゃ苦かった(汗)
下処理法
写真の淡竹はものの15分程度で採ったもの。採るのも簡単なら、下処理も簡単なのが淡竹(と真竹)の良い所。孟宗竹のタケノコに比べて小型という点のみ、皮を剥ぐ作業の面倒くささがぬぐい切れないものの、それさえ終えてしまえば後は10分程度茹でるだけで下処理完了。

すぐに食べないのであれば、水煮の状態にし、タッパやジップロックに入れ冷蔵庫に仕舞っておけば一週間位持ちます。尚、注意事項一点。美味しいタケノコ、ということで虫(蛾の幼虫?)が入っているものも稀、ではなく、よくあります。この虫、見た目が結構グロイので、苦手な方は「やばい!」と思ったらそのタケノコは下処理中止が得策かもしれません(笑)

料理

柔らかくて甘みもある淡竹のタケノコ。

大きい孟宗竹のタケノコ程食べ応えはありませんが、ほぼ100%、同じ料理にできます。

たくさん採ってバリボリ食べましょう!

淡竹と真竹は釣り竿にも
実はこの記事を書いている最中に知ったのですが、淡竹や真竹は釣竿(和竿)の材料にもなっているそうです。食用という認識でいた植物が、まさか釣りの、しかも主役級の材料になっていたとは。