自民党の森山裕幹事長らは、農家の所得向上と農業の構造改革を目的として、今後5年間で約2兆5000億円の追加予算を確保するよう求める決議を石破総理大臣に提出しました。
農家の所得向上へ 約2兆5000億円予算確保を 自民 森山幹事長らM7E5z1whY #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) June 2, 2025
この決議は、政府が4月に決定した農業政策の基本計画を踏まえたもので、2030年までにコメの輸出量を現在の約7.5倍にあたる35万3000トンに増やすことなどを盛り込んでいます。農業従事者の減少が続く中、「今、動かなければ手遅れになる」として、農業改革への強い危機感が示されています。しかし、こうした決議に対して批判の声が上がっています。
所得が低いのは効率が悪いのだから受け入れるべき自然の摂理だ。衰退する農業に金を出す余裕はもう日本にない。金を使うなら外国の農場を買った方が100倍国益になる。 NDMEGJr
— 戯画兎 (@giga_frog) June 2, 2025

森山裕幹事長 自民党HPより
コメの年間生産額が約1.2兆円とされる中で、それを上回る2.5兆円の予算を投入することは常軌を逸しています。
grokに聞いたら、米の年間生産額は1.2兆円と言われましたよ。それに対して2.5兆円の補助など狂っていますね。 YfzCtrQc3D E8Ywena8
— のとみい (@noto_mii) June 2, 2025
農政の失敗によって価格高騰や供給不足が生じたにもかかわらず、その責任を棚上げにして追加予算を求める姿勢は「火事場泥棒ではないか」とする批判も見られます。
農政の失敗でこうなったのに、これじゃ火事場泥棒じゃないか。自民党には選挙で鉄槌を下さないといけない。 NBXjqTwYK
— 池田信夫 (@ikedanob) June 2, 2025