和歌山県南部はどこのポイントもポテンシャルは高く二級三級といわれる漁港の奥や小磯、湾の奥、浅場でも時合やタイミング次第で思わぬポテンシャルを発揮する。意外と大物も来るため侮ってはいけない。
2. 釣果は足で稼ぐ
先入観に囚われず、今までは手を着けなかった場所でもキャストしてみるといい。手軽に歩けるのがルアーやエギング最大のメリットである。
歩いて竿抜け場を見つければスレておらず比較的簡単に釣る事ができる。エサ釣りでは竿を出す前に一通りポイントの様子を見てから釣り座を決めるといい。
移動しにくい釣り程、ポイントの見極めが重要になる。先行者がいるならまずは挨拶して状況を伺うと判断もつきやすい。
3. 体調管理
朝から晩まで際限なく釣りをする事ができる長期連休だが、睡眠不足による集中力低下には注意したい。せっかく来た魚をミスでバラしたり、ぼーとしてアタリを掛けられなかったりしては台無しだ。
千載一遇のチャンスはしっかりものにしたい。睡眠不足は転倒や落水など釣り場での事故、居眠り運転による交通事故にも繋がるため十分な睡眠と適度な休憩を心掛けてほしい。
また紫外線の強くなる季節である。日焼けは疲労に直結する為、日焼け対策と水分補給を忘れずにしたい。体のコンディションを整える事も釣果アップの秘訣である。
残念ながら連休中、磯に隣接した国道の脇に無理やり路上駐車してある釣り人の車を何台も見かけた。この先も釣りが楽しめる環境を守る為、ルールとマナーを守った釣行を心掛けてほしい。

<稲垣順也/TSURINEWSライター>