それから見た目がクールでカッコいい深海魚も発見されました。

こちらは水深800メートルで見つかった「ワニトカゲギス科(Stomiidae)」の一種と推測されています。
青色に発光する鮮やかなボディが印象的で、口内には無数の鋭い歯を持ち、それで他の生物を捕食しているとのことです。
ヒトデの姿も確認されました。

こちらは水深600メートルで見つかったマヒトデ科に属するカンムリヒトデ(学名:Coronaster)の一種です。
私たちに馴染みの深い星形ヒトデの倍の数に当たる10本の腕を持っています。
そして今回の目玉となるのが、こちらの生物です。

これは水深900メートル付近で見つかったクダクラゲ目のボウズニラ科に属する一種と推測されています。
英語では”空飛ぶスパゲッティ・モンスター(flying spaghetti monster)”と呼ばれており、無数の触手でもって悠然と深海を漂います。
まるでクトゥルフ神話にでも出てきそうな奇怪な姿です。
理解を超えた不思議な深海生物!今度は太平洋で奇妙な「未知の生物」を発見!
深海探査を率いた海洋生物学者のハビエル・セラネス(Javier Sellanes)氏は「2回の調査で明らかになったことは、この辺境の地について私たちがいかに何も知らないかということです」と話しました。