フロロ専用リールにPEラインを巻き、ルアーウェイト8gまでのロッドで20gのルアーをキャストするという、完全に自己責任仕様です。万が一のトラブルがあっても、文句は言えないセッティングですね。決して参考にはできない組み合わせかもしれません。
ジグサビキで40cm級サバ
おもむろにジグサビキを落としてみたところ、幸先よく40cm近いサバが2連続でヒットしました。サバはよく走るため、良型ともなれば釣っても面白い好ファイターですよね。
ナブラ発生で青物接近
渓流タックルを片手に、良型サバを求めて気ままに付近を流していると、ふいに海面がバシャバシャと騒がしくなり、あちらこちらでナブラが発生しました。
水面から飛び出す姿を見ると、間違いなくブリ系の青物です。一瞬、通常のタックルに持ち替えようかと迷いましたが、引き続き渓流タックルの使用を敢行します。大物がヒットした際に取り込めるかどうか、一抹の不安を抱きつつも、小型のミノーをキャストしました。

ミノーにヒット!
ナブラに向かってキャストし、ミノーをジャークさせつつ、おそるおそるリトリーブしてくると、突如グンッとロッドがしなり、一気にラインが引き出されていきました。何度もロッドティップを海中に引き込まれながら、ドラグを駆使して慎重にやり取りを続けます。
ロッドが折れるような気配こそ感じないものの、魚はなかなか浮き上がってきません。

40cm超えオオモンハタ登場
慎重に10分以上かけてのファイトの末、ようやく姿を現したのは良型のオオモンハタでした。釣れた状況からてっきり青物だと思い込んでいたため、魚体を見た瞬間には驚いてしまいました。
根魚・ロックフィッシュのイメージが強いオオモンハタですが、実際には想像以上に泳ぎ回る魚で、まれにトップウォーターにすらヒットすることがあるそうです。今回の釣果で、それを実感することができました。
