フロロ専用リールにPEラインを巻き、ルアーウェイト8gまでのロッドで20gのルアーをキャストするという、完全に自己責任仕様です。万が一のトラブルがあっても、文句は言えないセッティングですね。決して参考にはできない組み合わせかもしれません。

ジグサビキで40cm級サバ

おもむろにジグサビキを落としてみたところ、幸先よく40cm近いサバが2連続でヒットしました。サバはよく走るため、良型ともなれば釣っても面白い好ファイターですよね。

ナブラ発生で青物接近

渓流タックルを片手に、良型サバを求めて気ままに付近を流していると、ふいに海面がバシャバシャと騒がしくなり、あちらこちらでナブラが発生しました。

水面から飛び出す姿を見ると、間違いなくブリ系の青物です。一瞬、通常のタックルに持ち替えようかと迷いましたが、引き続き渓流タックルの使用を敢行します。大物がヒットした際に取り込めるかどうか、一抹の不安を抱きつつも、小型のミノーをキャストしました。

「渓流タックルでブリと格闘!」三浦半島カヤックフィッシングでイナダが連発【神奈川】ナブラを確認!(提供:TSURINEWSライター・福永正博)

ミノーにヒット!

ナブラに向かってキャストし、ミノーをジャークさせつつ、おそるおそるリトリーブしてくると、突如グンッとロッドがしなり、一気にラインが引き出されていきました。何度もロッドティップを海中に引き込まれながら、ドラグを駆使して慎重にやり取りを続けます。

ロッドが折れるような気配こそ感じないものの、魚はなかなか浮き上がってきません。

「渓流タックルでブリと格闘!」三浦半島カヤックフィッシングでイナダが連発【神奈川】強い引きの魚とファイト中(提供:TSURINEWSライター・福永正博)

40cm超えオオモンハタ登場

慎重に10分以上かけてのファイトの末、ようやく姿を現したのは良型のオオモンハタでした。釣れた状況からてっきり青物だと思い込んでいたため、魚体を見た瞬間には驚いてしまいました。

根魚・ロックフィッシュのイメージが強いオオモンハタですが、実際には想像以上に泳ぎ回る魚で、まれにトップウォーターにすらヒットすることがあるそうです。今回の釣果で、それを実感することができました。

「渓流タックルでブリと格闘!」三浦半島カヤックフィッシングでイナダが連発【神奈川】想定外のオオモンハタをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・福永正博)

トップに50cm超えイナダ!