今冬C大阪は即戦力のみならず、有望な若手の獲得にも成功している。パリ五輪世代のDF中村拓海もそのうちの1人だ。注目の新戦力だったが開幕戦に途中出場して以来、サブに名を連ねるゲームはあるものの出番がない。昨季まで所属していた横浜FCではJ1、J2いずれでも一定の出場機会を得ており、特に2022シーズンにはJ2で4つのアシストをマークするなどJ1昇格にも貢献していただけに今後の起用方法が注目される。現時点では活躍の機会が少ないことから評価は「1」とした。


セレッソ大阪 写真:Getty Images

FW古山兼悟

評価:★☆☆☆☆

この冬C大阪へと加入した大卒ルーキーは2名いるが、そのうち早くも出場機会を得ているのがFW古山兼悟だ。早速存在感を放ったのは第14節の京都サンガ戦。早い時間に2点のビハインドを背負ったこのゲームで、MFルーカス・フェルナンデスが1点を返した後、前半終了間際にプロ初となる得点で同点ゴールをマーク。後半の逆転につながる活躍を示した。初先発でいきなり初ゴールと起用に応えて見せたが、現時点では4試合の出場に留まっている点を考慮し評価は「1」とした。