そこをなんとか誤魔化すための基礎年金の給付底上げ(焼け石に水くらいの効果)とかいう建前はあるんでしょうけど、それをやろうにも原資がないので厚生年金の積立金を流用する形です。
というわけでざっくりとポイントを書いておくと今回の厚生年金の積立金流用を進める事で起きる問題。
2026年度~2045年度まで厚生年金の受給額を一時的に減額になる。 (平均的な賃金の会社員ならば受給額が月7000円近く減る計算になる) 厚生年金の積立金を基礎年金の財源に回して基礎年金の底上げを図る。 厚生年金の積立金を流用する額に合わせて年間最大で2.6兆円の国庫負担が追加になる。 (基礎年金の1/2は国庫から負担しなければならないため)
というわけで今の現役世代の多くが損をするような構造になっています。
このため支持率低下に喘ぐ岸破政権では手を付けにくくなっていた話ですが、今回立憲民主党が中心となって動いてくれるので立民も積極的に泥を被ってくれるからと進める話になっています。
予想以上に寿命が延び、また団塊世代が中心となって自分達の保身のために氷河期世代を作るなどして少子化を一気に加速させたことなどもあって国民年金については制度が実質的に破綻しているのでそこをどう誤魔化すか、その作業が行われているような状態と考えた方がよいでしょう。
さて、この件について多くの国民からの反発は必至ですが、マスゴミはコメコメコメコメ騒いでいて この問題については官僚にも立民にも都合が悪くなるためか、あまり騒がないようです。
立憲、じゃなかった増税民主党の野田佳彦としては近い将来の増税理由が一つ作れるので大きなポイントになっているのかもしれません。
増税と売国のために政治家をやってきた人達の政党ですからね。
あの党は。
民主党だって結党時の理由に外国人参政権が入ってたくらいスタートからすでに外国のための政党であって日本のための政党だったことはないですから。