映画やアニメでは、特殊な嗜好を持つ大物キャラクターたちは、よく猛獣などの変わったペットを飼っています。
実際に現実の世界でも、猛獣などを飼うことはかのうなのでしょうか?
実は「歴史上の偉人たちの中には、非常に変わったペットを飼っていた例」が多く存在しています。
そこで今回は、歴史上の偉人や著名人が飼っていた特殊なペットとその逸話6選をまとめて紹介していきます。
目次
- 偉人が飼っていた風変わりなペット6選
- オードリー・ヘップバーンが飼っていたのは?
偉人が飼っていた風変わりなペット6選
その1:アメリカ独立宣言を起草した偉人・ジェファソンの「グリズリー」

まずは第3代アメリカ合衆国大統領で、「アメリカ独立宣言」の起草者の一人でもあるトマス・ジェファソン(1743〜1826)です。
ジェファソンは歴史の教科書にも必ず登場する偉人ですが、なんと彼はグリズリー(Grizzly)の子どもを2頭飼っていました。
このグリズリーは元々、1807年にアメリカの軍人であるゼブロン・パイク(1779〜1813)が購入したもので、それをジェファソン大統領に贈ったものだということが分かっています。

最初は小さくておとなしい子熊でしたが、グリズリーの成長は早く、すぐに囲いを超えてしまうようになりました。
ホワイトハウスの芝生を歩き回る姿も頻繁に目撃されたようで、そのためか、ジェファソンの評判が政敵の間で悪くなったといいます。
彼は2頭のグリズリーを飼いきれなくなると、友人の画家でフィラデルフィア美術館のオーナーに寄贈しました。
その友人は誇らしいことだと2頭のグリズリーを受け入れましたが、ある日、クマが囲いを壊して彼の家族を襲おうとしたため、結局処刑してしまったそうです。
その2:ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌの「パグ」
