守護霊か、空想か?RF398にまつわる温かい話

 RF398にまつわる話は、必ずしも恐ろしいものばかりではない。ある電気技師は、機体作業中に4.5メートル落下した際、見えない力に助けられたと語っている。重傷を覚悟したものの、まるで誰かに支えられるように穏やかに着地したというのだ。彼はこれを、RF398を守る霊の仕業だと信じている。

 また、必要な時にちょうど工具が現れたり、修理中に誰かが手助けしてくれているような温かい気配を感じるという作業員もいる。失くしたものが、まるで導かれるように適切な場所に戻ってくることもあるという。これらの話は単に憑りつくだけでなく、この航空機を大切にする人々を積極的に助けようとする、慈愛に満ちた幽霊の姿を思い起こさせる。

 RF398の伝説は、今やイギリスの主流文化の一部となっている。テレビドキュメンタリーやニュース、無数のオンライン記事で取り上げられ、1991年に訪問者が撮影した後部銃座の幽霊写真は、今も信奉者と懐疑論者の間で議論を呼んでいる。

戦火を知らぬ爆撃機はなぜ呪われた?「幽霊爆撃機RF398」40年の怪異録―BBCも戦慄した“録音された謎の声”、そして“守護霊”の温かい奇跡
(画像=後部銃座に現れた幽霊を捉えたとされる『シュロップシャー・スター』紙の写真 画像は「Paranormal Globe」より,『TOCANA』より 引用)

 今日もなお、この爆撃機は超常現象に興味を持つ人々を引きつけてやまない。それは光のいたずらか、人間の想像力の産物か、それとも本物の超常現象なのか。RF398は、英国で最も魅力的な幽霊話の一つとして、その謎めいた翼を広げ続けている。この航空機は二度と大空を舞うことはないかもしれないが、その物語は、説明のつかないものの世界で今もなお高く、そしてミステリアスに飛び続けているのだ。

提供元・TOCANA

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