トランプ大統領は、原子力発電の拡大を目指し、原発規制を大幅に緩和する大統領令に署名しました。とくに、小型モジュール炉(SMR)の導入を促進し、AIや軍施設向けの電力需要に対応する方針です。
トランプ氏「今こそ原子力の時代だ」 原発の規制を大幅緩和へ AI、軍へ電力供給IPHFvXzZyV
原子力規制委員会(NRC)を抜本的に見直す。主に次世代型原発「小型モジュール炉(SMR)」の普及を促し、AIの発展に伴い需要が高まるデータセンターや、軍関連施設への電力供給を目指す。
— 産経ニュース (@Sankei_news) May 24, 2025
NRC(原子力規制委員会)に対しては、新規原発の認可を18カ月以内、既存原発の延長は12カ月以内に決定するよう求めています。

トランプ大統領 ホワイトハウスXより
注目されるSMRの普及を軸に、人工知能(AI)や軍関連施設の電力需要に応える狙いです。国有地での建設や停止原発の再稼働も後押しし、25年で原発の発電能力を4倍にする方針です。
建設認可の手続きを迅速化するよう指示。数年かかる審査を18か月以内に短縮することを目指す。2020年代後半から30年代初頭に新たな原子炉の稼働を目指す
→リードタイム数年で原発を建設・稼働させる超電光石火の大統領令、トランプ大統領の面目躍如ですTwAC4WOMf2
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) May 24, 2025
また、99%を輸入に頼るウラン燃料の内製化も進める方針で、AIの普及による膨大な電力需要を国家安全保障の観点からも支えるとしています。
トランプ氏が早ければ金曜日にも原子力発電推進の大統領令に署名するとの報道を受け、ウラン関連株が市場前取引で上昇。
— 米金融ツイート和訳 (@bei_wayaku) May 23, 2025