“生けるノストラダムス”ことアトス・サロメ氏が、イギリス王室にまもなく「制度の崩壊を引き起こすほどの財政スキャンダル」が迫っていると警告している。新型コロナのパンデミックやエリザベス女王の死、ロシアのウクライナ侵攻を予見したとされるサロメ氏は、今回もまた重大な予言を公表した。
サロメ氏によれば、近く流出する文書によって、王室の一部メンバーがタックスヘイブン(租税回避地)を利用し、架空の財団を通じて巨額資産を動かしていたことが暴かれるという。それは単なる金銭的な不祥事にとどまらず、「伝統という仮面をかぶった祖先の権力構造」が白日の下に晒されることを意味していると、彼は語る。
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血統の正当性、王室の団結、そして「秘密の継承者」
この“時限爆弾”の影響は、財政だけでなく王室の根幹を揺るがすとされる。サロメ氏は、ウィリアム王子が父チャールズ国王と距離を置きつつ、英連邦の要人と独自のネットワークを築いていると指摘。これは国家評議会の再編を視野に入れた動きであり、今後の王位継承に影響を及ぼす可能性がある。
さらにDNA解析技術の進化によって、王族の血統にまつわる古くからの疑念が再び表面化する可能性もあるという。たとえば、エドワード4世の父親が本当に誰だったのかという疑惑が再検証され、王位継承の正統性が問われる事態になりかねない。
またサロメ氏は、20世紀に政争を避けるため秘匿されてきた「謎の継承者」の存在を示唆。その人物の存在が明るみに出た場合、王室の“神聖なる継続性”が象徴的に終焉を迎えるとも予言している。