食のインフラ企業を目指す

――今後の成長戦略についてお聞かせください。

 長期目標としては、業務スーパーの店舗数国内1,500店舗以上、PB比率40%以上、外食・中食事業で500店舗以上、そして営業利益率10%以上を目指しています。これらの目標達成のための戦略として、主力事業である業務スーパーの継続的な既存店成長と新規出店に注力します。商品面では、自社グループ工場の新設や設備投資の継続による生産能力の増強、直輸入商品の取り扱いを拡大することで、業務スーパーの強みであるPB商品のさらなる充実を図っています。

 当社が目指しているのは「食のインフラ企業」です。インフラというと電気・ガス・水道のような、生活に欠かせないものというイメージがありますよね。インフレ下でも安く提供でき、他社にない商品を取り揃え「地域に業務スーパーがあって助かった」と思っていただけるようになりたいと考えています。

 今後も「良いものをより安く」という理念のもと、品質を維持しながら価格を抑えた商品を提供するため、食の製販一体体制の拡大に注力していきます。

(文=福永太郎/編集者・ライター)

提供元・Business Journal

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