今回の研究は、エネルギーを時空間で貯めるという斬新な発想が決して空想ではなく、実現可能な現象であることを示しました。
今後研究がさらに進めば、私たちの目の前に“時間の中にエネルギーを蓄える”新種の電池が登場する日が来るかもしれません。
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元論文
Thermodynamics of coupled time crystals with an application to energy storage
https://doi.org/10.48550/arXiv.2411.04836
ライター
川勝康弘: ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用に本にすること。
編集者
ナゾロジー 編集部