トランプが支配する米国のようなディストピアを避けるためにこそ、ぼくたちは何度も彼らを蒸し返し、焼きを入れ続けてゆくべきだろう。それもRareではなくWell-doneで、ソースはハバネロを利かせたDiavolaが望ましい。

そうすることが、自由を強化する。少数者への偏見を減らし、勘違いした活動家が私欲で行うマイノリティへの搾取をなくし、正しい意味で誰もが尊重される、多様性の根づいた社会を作る。

次回の連載「オープンレター秘録」では、アメリカでいま如実に示されたトランスジェンダリズムの崩壊が、日本ではオープンレターの炎上に重なって進んだプロセスを、明らかにしたい。

オープンレター秘録① それはトランスジェンダー戦争の序曲だった|Yonaha Jun
日本文藝家協会に入っているのだが、会報(文藝家協会ニュース)の10月号に、小説家の笙野頼子さんがコラムを寄せていた。タイトルは「続・女性文学は発禁文学なのか?」。 「続」とあるのは、2021年の11月にも、笙野氏は同じテーマで寄稿しているからだ。「発禁文学」とは、同氏がトランスジェンダリズムに反対した結果、文壇でキャ...

ぼくたちは米国と同じ泥沼にはまる前に、引き返すことができる。そのために必要なのは、すでに燻し出されたニセモノの「反差別」を鉄板にのせ、火を入れながらの批判と検証を続けることだ。ぜひ、ご期待ください。

参考記事:

Blueskyという「遠吠えメディア」: オープンレターズは ”嘶き” 続ける|Yonaha Jun
「オープンレター秘録」はあと3回は続くのだが、新たな回を割くには矮小なネット中傷が行われたので、以下と同じく単発で手短かに。 BlueskyというSNSがある。イーロン・マスクが買収してXに変わって以来、「Twitterの居心地が悪い」と感じる人の引っ越し先のひとつだ(他にはMastodonとThreads)。とは...
速報!トランプ大統領子供の性転換治療禁止の大統領令に署名!!!!|苺畑より
🚨HUGE !!!! President Trump has signed an EO ordering the immediate halting of chemical castration & genital mutilation for minors. TRUMP: “I will declare ...
みんな口をつぐむ「トランスジェンダー」と「GID」、そしてフェミニズムの問題|シバエリ
現在、多くのサイレントマジョリティは、トランスジェンダーの問題に対して、「よくわからないけど、とにかく触らぬ神に祟りなし」と感じていることでしょう。 「マジョリティがそう思うこと自体がマイノリティへの差別」と思うような人権意識が高い当事者やアライの方もいるかも知れません。 しかし、個人的には、想像力と他者への配慮が行...
「公開感謝状」、無名作家から無名の勇者達へ、歴史修正に抗し新たな連帯を|鳥影社
 笙野頼子です。お正月に「小説家」への公開質問状を出して以来、ずっと水面下で働き泳ぎ続けていました。新刊『白内障完治年の老婆カレンダー』の再校が今一つ進まないほど活動していました。まあやっている事は論争家の時とあまり変わりません。そもそも文学を捨てるどころか、ますます生きる事と小説が同行してきます。しかしそんな中、とあ...