危険なセルフィー:一瞬の油断が招いた悲劇
スマートフォンの普及は、セルフィー(自撮り)という新たな文化を生んだが、同時に危険な行為を助長する側面もある。
■手榴弾と兵士たち:2015年、ロシアの兵士2人が、安全ピンを抜いた手榴弾を持ってセルフィーを撮影しようとした。写真は残ったが、手榴弾が爆発し2人は死亡。ロシアでは、このようなセルフィー関連の死亡事故が問題視され、安全な撮影のためのガイドラインが発行されるほどだ。
■牛追い祭りの悲劇:スペインのビジャセカ・デ・ラ・サグラで行われる牛追い祭りは、スリルを求める人々を世界中から惹きつけるが、非常に危険なイベントでもある。2015年、デビッド・ロペスはこの祭りに参加し、その様子を記録していた。しかし、撮影中に牛に突かれロペスは命を落とす。その瞬間も、彼はスマートフォンを手にしていた。
■銃と19歳:2015年、テキサス州ヒューストンに住む19歳のデレオン・アロンソ・スミスは、銃を持ったセルフィーを撮ろうとした。しかし、銃が誤って暴発し、弾丸がスミスの喉に命中し死亡した。
■暴走列車と学生たち:2015年、ニューデリーの大学生グループが、高速で走る列車にぎりぎりまで近づいてセルフィーを撮ろうとした。しかし、タイミングを誤り、4人のうち3人が列車にはねられ死亡した。
これらの事例は、死の直前に撮影された写真がいかに多様な状況で生まれるかを示している。冒険の記録、事故の瞬間、そして一瞬の油断が招いた悲劇。一枚の写真の背後には、かけがえのない人生と、その最後の瞬間が刻まれているのだ。これらの物語を知ることは、私たち自身の行動を見つめ直し、命の尊さを再認識するきっかけとなるかもしれない。
提供元・TOCANA
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