国債の話は難しいのでわかりにくいと思います。その中で一つだけ私が言いたいのは日本の国債はもはや日本市場で全部吸収されるのではない、よって市場原理と海外のうるさ方の動き次第では日本の金融市場には利上げ圧力がじわじわかかり、10年後にアメリカ並みの水準になっていても驚くべきではないということです。株式市場が海外投資家の影響をもろにかぶっているのと同様、国債市場も変化の過程にあるということでしょう。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年5月21日の記事より転載させていただきました。