謎の組織「マジェスティック12」の暗躍
これらの文書には、「マジェスティック12(MJ-12)」と呼ばれる謎の秘密組織の存在も記されている。MJ-12は、UFOに関する極秘情報を軍部や、あろうことかホワイトハウスからも遠ざけるほどの絶大な力を持っていたという。
MJ-12は、1947年のロズウェル事件後、当時のトルーマン大統領による秘密の大統領令で設立されたとされ、メンバーは軍、科学、諜報のトップ12名で構成。彼らは、エイリアンとの通信、UFOの調査、墜落機の回収、技術テストなど、UFO関連の多岐にわたる極秘プロジェクトを統括していた。プロジェクト・シグマも、このMJ-12の指揮下にあったようだ。
さらにMJ-12は、1972年に「プロジェクト・スノーバード」を立ち上げ、回収したエイリアンの飛行物体をテスト飛行させるミッションを開始。このプロジェクトは、ニューメキシコ州の空軍基地や、ネバダ州のエリア51で継続中だと記されている。
驚くべきことに、大統領直属とされるこの組織は、ホワイトハウスからの情報開示要求に対し、「あの馬鹿どもに、この情報がいかなる形でも広められないことを理解させるのは無理らしい」といった侮蔑的なメモをCIAに残していたというから、その独立性と傲慢さがうかがえる。

(画像=画像は「Daily Mail Online」より,『TOCANA』より 引用)