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「EVは静か」というよりも「EVだからこそ静かに作られている」
「EVは静か」というよりも「EVだからこそ静かに作られている」

ロードノイズはエンジン搭載車であってもEVであっても関係なく、むしろ車重が重くタイヤが太くなりがちなEVのほうがロードノイズ自体は大きくなります。エンジン音がしない分、よりロードノイズが強調されて聴こえるでしょう。
しかし、それでも実際にはエンジン車に比べEVのほうが静かになる傾向があります。これは、前述のとおりガソリン車よりもロードノイズが強調されたように聴こえることを見越して、より静粛性を高めた作りになっていることがほとんどだからです。バッテリーが高価であるというのが主な理由ではありますが、エンジン車よりも重い車体で静粛性が求められるため、高級車のような作り方になるということもEVが高価になる要因のひとつとなります。
現在、日本で買えるEVのほとんどは、同じ車格の車と比べると高級であることがほとんどですが、今後はエンジン車並、もしくはそれ以下にまで価格を抑えた「格安EV」が登場することも考えられます。
EVを安価に作ろうとする場合、格安の軽自動車やコンパクトカー同様、ロードノイズ対策などの静粛性は最低限に抑えられます。現在人気がある高級EVなどで「EVは静か」という先入観を持った人が格安EVに乗ると「思っていたよりうるさい」と感じるかもしれません。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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