世界の王室の常識から考えると、天皇皇后両陛下の直系の子孫である愛子様が皇位を継承するのが当然であり、女帝を排除する理由はない。日本の伝統では血統ではなく「家」を継承するために養子を取るのは当たり前で、男系と女系の区別には意味がないのだ。

皇室が自然消滅したら共和制に変えるのも一案だが、少なくとも今の皇室を守るには「愛子天皇」が一番シンプルでわかりやすい。世論調査でも8割以上が女性天皇に賛成である(女性天皇と女系天皇との違いはほとんどの人にはわからない)。

皇室典範は明治時代には法律ではなく、天皇家の私文書だった。それが戦後、法律に格上げされたが、儀礼的な役割しかない天皇の跡継ぎを政府が決める必要はない。男尊女卑の皇室典範は廃止し、皇室の跡継ぎは皇室が決めてはどうだろうか。