ネット情報の真贋を見抜く目

 残念ながら、今回の騒動もまた、インターネット上で見つかる情報を鵜呑みにしてはいけないという教訓を私たちに与えてくれる。もちろん、アマゾンの未踏の支流の奥深くに、体長15メートルもの巨大なヘビが潜んでいるというロマンは今も魅力的だ。しかし、映画『アナコンダ』が教えてくれるように、こうした伝説の生き物にとっては、発見されないままでいることが、もしかしたら最も幸せなことなのかもしれない。

 SNS時代においては、誰もが簡単に情報を発信し共有できるようになった。その一方でフェイクニュースや加工された映像も巧妙になり、真実を見抜くことがますます難しくなっている。今回の巨大アナコンダ騒動は、センセーショナルな情報に飛びつく前に、一度立ち止まってその信憑性を吟味する重要性を改めて教えてくれる事例と言えるだろう。

「ありえないサイズ」の超巨大アナコンダがアマゾンに出現?SNSを騒がす衝撃映像の正体とは
(画像=画像は「Amazon」より、『TOCANA』より 引用)

提供元・TOCANA

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