日本での展開状況
日本国内では現在、全国約60カ所以上でOrb認証を常設しており、今後さらに拡大する方針だ。最近の取り組みとして、総合デジタルショップ「テルル」の全国11店舗での認証開始や、5月16日からは「BAROQUE JAPAN LIMITED」が展開するファッションブランド店舗(The SHEL’TTER TOKYO 東急プラザ表参道『オモカド』店)でのOrb認証開始が発表された。
また、国内でのWorld ID活用事例として、SNSの「Yay!」、グルメレビューアプリ「SARAH」、Web3ゲーム「TOKYO BEAST」の3社が紹介された。特に「TOKYO BEAST」については、プロデューサーの本橋直樹氏が登壇し、ゲーム業界におけるボット対策の重要性と、World IDの導入効果について解説。本橋氏は「Web3ゲームはNFTなど資産価値を持つ要素が含まれるため、ボット対策が非常に重要」と強調し、「World IDによる認証で、複数アカウントを使った不正プレイを防止できる」と述べた。同ゲームは来月リリース予定で、World ID認証ユーザーには特典を提供するキャンペーンを実施する予定だという。
(画像=『Business Journal』より 引用)