過去に退職した人が再入社するケースも珍しくない

 IT業界が空前の人手不足に見舞われるなか、各社にとって優秀な人材の確保・育成は大きな経営的課題の一つとなっている。jinjerは過去に退職した人が再入社するアルムナイ採用を経て在籍する社員が少なくないことでも知られているが、人材の確保・育成面では、どのような取り組みを行っているのか。

「弊社は毎年、新卒の採用を行っており、新卒で入社してそのまま勤務している従業員の数がかなり多いです。人間関係や文化の醸成のされ方が他社とは違うので、『jinjerが好きで入社して、ちょっと外の空気も吸いたくなったので他社に転職した後、同期や先輩後輩のつながりの中で“jinjerはどんどん大きくなって楽しくなっているよ”“また新たな風が吹いているよ”という話を聞いて、もう1回チャレンジしたいなと思って再入社する』という人は、他社よりは多いのではないでしょうか」(同)

 競争が激化するバックオフィス業務支援クラウドサービス市場のなか、「第2の創業」という挑戦で気になるのは、やはり数字的な目標値だ。同社は未上場のため業績データは非公表だが、最後に目指す数値目標を聞いた。

「数字は今後、出せる範囲で出していきたいと思いますが、SaaS業界はトップ1~3位に残り続けなければならず、今後ますます優勝劣敗が進んでいきますので、メジャープレイヤーとして今の地位をしっかりと確保していくための計画は実行しています」(同)

(文=BUSINESS JOURNAL編集部)

提供元・Business Journal

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