「私はこの会社の“将来”を信じているのか?」
「それとも、誰かがもっと高く買ってくれると“期待しているだけ”なのか?」
「この株価には“根拠”があるのか?」
バブルに巻き込まれるのは、熱狂と同調に流されたときです。それを防ぐのは、ほんの少しの“知識”と“冷静なまなざし”なのです。
日本のバブルも、ITバブルも、そしてリーマン・ショックも、構造は違えどすべて「信用の過剰」から始まり、「信用の崩壊」で終わっています。
経済は数式だけで動いているのではありません。私たち人間の「期待」や「恐れ」、そして「欲望」が、見えない波となって市場を揺らしているのです。
現在の私たちの社会には、どのような“次のバブルの種”があるでしょうか? バブルは、いつの時代も「みんなやっている」「上がり続けている」という言葉が囁かれるときに膨らみ始めるものなのです。
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参考文献
投資銀行経営は変わるのか : 外部環境の変化と経営 再生の方向
https://api.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/17084/p035.pdf
What Went Wrong at AIG?
https://insight.kellogg.northwestern.edu/article/what-went-wrong-at-aig
Money in the modern economy:an introduction
https://www.bankofengland.co.uk/-/media/boe/files/quarterly-bulletin/2014/money-in-the-modern-economy-an-introduction
元論文
The Bankruptcy of Lehman Brothers: Causes of Failure & Recommendations Going Forward
https://www.researchgate.net/publication/230687440_The_Bankruptcy_of_Lehman_Brothers_Causes_of_Failure_Recommendations_Going_Forward