藤原氏も多くが公家になり、下級公家の養子にも送り込んでいる。ただし、後陽成天皇の子が近衛・一条、閑院宮から鷹司に養子が入っているので、それらは皇室系の父祖である。
足利や徳川は清和源氏を名乗っているが、徳川については確実ではない。また、全国の大名の半分は三河、7割は東海地方と近江である。また、それらの大名の家臣の多くも愛知県ないしその周辺の出身である。
したがって、日本人の血の中に広く清和源氏であるかどうかは別として、三河武士の血が流れている可能性はある。
したがって、皇室・藤原氏・徳川(松平)家の先祖たちのいくつかが縄文系であることが、この謎の解決をもたらすかもしれない。
ただし、皇室・藤原・徳川の子孫たちはどう見ても弥生系の姿形をしているので、父祖が縄文系であってもDNA全体としては弥生系が主であることは間違いない。
『誤解だらけの韓国史の真実 改訂新版』
安重根を「英雄」にして中国や韓国の指導者は後悔しないのか? 「朝鮮は日本の植民地だったか」と聞かれたら正解は? 「日本による朝鮮半島経営」が評価されない本当の理由 「書き言葉としての韓国語」は日本人が創り普及させた 「文禄の役」だけでなく「慶長の役」も実は勝ち戦だった 新羅は日本人が創った国だが新羅の日本への影響は極小 「正しい韓国史」の理解が日本の国益を守る最強の武器だ 任那の日本支配は中国の正史も認めている 百済は日本の大恩人だった?植民地だった? 「元寇」でなく「元・高麗寇」であり韓国が先に日本を侵略した 殷の滅亡による民族移動で日本人と韓国人は生まれた